13w24a(Minecraft1.6)で追加のリソースパックを利用して、
各種サウンドが差し替え変更可能となりました。
この記事では、効果音の差し替え方法を解説します。
【リソースパックの構造】
リソースパックのファイル構造は以下の通り
pack.mcmeta — リソースパック名などの定義ファイル
pack.png — リソースパックのサムネイル画像
assets
┗ minecraft
┣ lang — ja_JP.lang 日本語言語設定ファイル(13w26a~1.6対応)
┣ music — BGM(※)
┣ records — レコード(※)
┣ sound — SE効果音(※)
↑1.7.2以降は、soundsフォルダへ変更になりました
┣ icons — プログラムのアイコン画像(試したけど、非対応)
┗ textures — テクスチャ
※まめ知識で触れた.minecraft\assetsフォルダ内に
サウンド系のファイル構造ファイル名などがあるので
参考にしながら配置してください。
【pack.mcmetaの書式について】
{
”pack”: {
“pack_format”: 1,
“description”: “(リソースパック名)”
}
}
このあたり少々ややこしいので、あとの項目にて
便利な雛形を用意してありますのでご利用下さい。
【事前準備】
【スナップショットの導入手順】
1.専用クライアントを任意のフォルダへダウンロード
https://mojang.com/2013/06/minecraft-snapshot-13w24a/
Windows: https://s3.amazonaws.com/Minecraft.Download/launcher/MinecraftDev.exe
※こちらの専用クライアントを使うことで、最新スナップショットを体験できます。
2.MinecraftDev.exeを起動。
スナップショット専用クライアントを起動すると、.minecraftフォルダ内に
いくつかファイルやフォルダが自動生成されます。
3.ユーザID/パスワードを入力、右下にあるPlayボタンをクリックすると
最新のスナップショット版を体験できます。
※過去のスナップショットを体験したい場合は、ProfileEditorタブで
右クリックAdd Profileを選択し、プロファイルを追加してください。
<まめ知識>
.minecraftフォルダに生成されるフォルダについて、軽く解説!
assetsフォルダ:デフォルトサウンドファイルが自動ダウンロードされます。
versionsフォルダ:新しいスナップショットがリリースされる度に、
スナップショットのバージョン名がついたフォルダが生成されていき、
従来でいうbin\minecraft.jarに相当するファイルが格納されます。
【リソースパックの作成】
ファイル形式やファイルの配置などを分かりやすくした
リソースパックの雛形をご用意しました!
こちらのリソースパック雛形には、テクスチャが一切含まれて降りません。
あくまで、サウンド差し替えの仕組みを理解する為のものとして利用して下さい。
リソースパック名とサムネ画像だけ入れてあり、
どこに何を入れるのか分かりやすくする為の
ガイド用の空のフォルダ階層を作ってあります。
任意の場所にダウンロードしたら、%appdata%パスつまり
.minecraft\resourcepacks フォルダへ、解凍してください。
※以前のテクスチャパックと同じく、階層があっていればZIPファイルでも
可能ですが、作るときは解凍して使うこの方法がオススメです!
あと、音声ファイル形式はOGG形式が指定されています。
フリーの波形編集ソフト Audacity
http://audacity.sourceforge.net/
こちらをダウンロードしてインストールしておいてください。
これらを使った導入例を2つほど紹介致します。
差し替え例1
【キチレコ(黄色レコード)を好きなBGMにする方法】
1.好きな音楽を用意します(wav/mp3など)
2.Audacityで、1の音楽をAudacityで開き、
ogg形式で書き出します。
3.2で書き出したファイルを、リソースパック雛形の中
assets\minecraft\records\13.ogg に配置して保存します。
4.スナップショット13w24a以降のバージョンで、
”Resourcepack_Sample”をテクスチャ指定して
ゲーム内でレコードを再生します。
※上手く鳴らない場合は、スナップショットの再起動が必要な場合があります。
差し替え例2
【エンダーさんに発見されたときの音を、エンダァーイヤァー♪にする方法】
1.エンダァァァーイヤァァァー!!のあの曲の効果音を用意します
2.先ほどと同様にAudacityで1
を開き、ogg形式に変換します。
3.エンダーマンがプレイヤーを発見した時に鳴る音は・・・
デフォルトで流れる効果音が格納されている(.minecraft\assets\)を
参考に調べると sound\mob\endermen\stare.oggですので、
リソースパック名\assets\minecraft\sound\mob\endermen\stare.ogg
に保存します。
4.スナップショット13w24a以降のバージョンで、
”Resourcepack_Sample”をテクスチャ指定して
サバイバルモードにて、エンダーマンさんを近くでも遠くでもいいので
見つめてください。エンダァーーーイヤァァーーが流れたら成功です。
以上解説となります。上手くいきましたでしょうか?
下に、例題を3つほど出しておきましたので
各自挑戦してみてくださいね!(っ|w|)っ
例題1)レベルアップ音を差し替える
assets\minecraft\sound\random\levelup.ogg
例題2)ネザーゲートの音量を減らす、もしくは別の音にする
assets\sound\portal\portal.ogg
例題3)落下ダメージ音を、懐かしの「ウォッ!」にする
assets\sound\damage\fallbig.ogg
最後に、スナップショット13w24aという次期1.6の
開発版を前提に、今回記事を書かせてもらいました。
フォルダやファイル名等は、1.6実装時までに変更となる
可能性がございますので、その点はご注意くださいませ。
この記事を元に作られた動画や、面白いサウンドファイルの
差し替えネタがありましたら、ぜひ紹介しに来てください。
※楽曲ファイルを取り扱う際は、著作権等への配慮を忘れずに!
<出筆>
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